宅建のテキスト選び
テキストは、そこそこぶ厚ければだいたいOKです。
宅建に出題される問題ってある程度固定されていて、テキストもそれが反映されて作られているだけなので、
どの出版社から出版されているものでも“内容に大差はない”です。
(明らかにページ数が少ない、とかなら別ですが。)
ちなみに僕が使っていたのは、
「うかる宅建!集中講義 日本経済新聞出版社」
というテキストです。
が、このシリーズは2015年版以降は出ていないみたいなので、現時点でおすすめをあげるならカラー図解されているこちらなんかはかなり人気高いみたいです。
繰り返しますが、宅建のテキストはどれもそんなに大きな差はないです。
(フルカラーが良いか、二色刷りのシンプルなのが良いか、程度の違いですかね)
民法の学習には別途参考書を用意する
重要なのは基本テキストにどのシリーズのモノを選ぶかではなくて、
“民法だけは別に一冊参考書を用意すること”
これがかなり重要になってきます。
正直、最近の宅建の民法の問題はかなり難しいです。
民法だけなら、行政書士の試験と比べても同等以上の難易度といっても言い過ぎじゃないくらい。
とても、宅建の基本テキスト一冊で理解できるようなものではないので、かならず準備しておきましょう。
ちなみに、民法が難しすぎて宅建を挫折する人は数知れないので、そういう意味でも、民法は一冊わかりやすい参考書を準備しておくとそういう心配がありません。
実際に僕が使っていた参考書は、「民法がわかった」という法学書院から出版されているもので、現時点で法学初心者が民法を学ぶには最高の参考書と個人的に位置づけているのでご参考にしていただければと思います。
過去問も用意しておきましょう!
そして、ついでなので10年分程度の過去問もテキストと一緒に買っておきましょう。
解説は基本読まないので(この辺の説明は過去問の活用のところで詳しく)、過去問は問題が載ってればどれでもいいです。
一問一答みたいなのは、あんま役に立たないのでいらないです。
ということで、必要なテキスト・問題集をまとめると、、
- 基本テキスト一冊
- 民法の参考書
- 過去問10年分
以上の三つです。
場合によっては、さらに試験直前に「予想模試」を購入してもいいかもしれません。
(→予想模試についてはこちら)
ではでは、必要な参考書がそろったら次は勉強計画を立てましょう。
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