宅建の勉強計画
勉強計画を立てる時は、なにはともあれ一日の勉強時間を設定します。
このサイトでは、勉強時間100時間を一つの目標としています。
ですので、まずは「100時間」を「試験までの残り日数」で割ってください。
例えば試験まで残り三カ月だとしたら、、、
100時間を90日で割って、、1日あたり1時間弱の勉強時間になります。
僕みたいに「平日しか勉強しないぜ!」という方は、その辺は自由に調整してください。
ちなみに、人にもよりますが、一日の勉強時間があまりにも多いと、集中力が切れて極度の効率低下を招くので、あまり無理しないように気をつけましょう。
100時間で収まらなくなってしまいます。
“勉強時間は多ければ多いほど良いというわけではありません”
重要なのは、
“集中できる時間をどのくらい確保できるか”です。
ですので、連続して5時間とか確保しても、集中が1時間くらいしかもたなければ、それは1時間しか勉強してないのと同じです。 (← ここ注意してくださいね!)
人間が連続して集中できる時間は、平均でも50分程度だそうですので、一応これを目安にして、賢く時間を捻出してください。
サラリーマンの方とかだと、朝の通勤電車で30分、休み時間で30分、帰りの電車で30分、寝る前に30分。。。
みたいな感じで、小刻みに時間を捻出していくと集中が切れないので、理想的なかたちになります。
過去問に取り組む時は、まとまった時間を確保する必要がありますが(後ほど説明します)、普段の勉強はこのくらいの小刻みの時間で充分です。
それでは次はテキストの読み方です。
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ちなみに余談なんですけど、勉強を始める段階で
「こんな自分でも宅建に合格できるのだろうか?」
みたいな不安を抱える方が結構多いんですけど、まあそういうご相談が実際に僕に直接メールでやってくるわけなんですけど、はっきり言ってそんな事を考えるのは“時間の無駄”です。
なぜなら、答えなんて出ないから。
未来の事なんて誰にも分らないわけですよ。
答えが出ないことで不安を抱えて歩みが遅くなるのは効率が悪いですよね?
だからこそ、僕はそういう方には
「もし未来、あなたが“合格できている”としたら、今何をやっておくべきだと思いますか?」
という問いかけをするんですけど、不安な気持ちを持ちながら勉強をするくらいなら、未来を“仮定”したうえで、じゃあ今何をやっておくべきなのか、っていう建設的なことを頭に置きながら勉強を進めたほうがはるかに効率が良いです。
で、結果合格できる可能性は格段に上がります。
(こういう思考パターンは脳のパフォーマンスをあげますから。)