宅建の難易度は?
一般的に、宅建の難易度は「普通」と言われています。
合格率は15〜17%ですから、100人受験者がいればその中の15〜17人が合格できるくらいの資格です。
これを難しいと感じるか、普通と感じるか、簡単と感じるか、は人それぞれだと思うんですけど、
例えば、中学校の学力試験で15%以内の成績を取ることにどの程度の難しさを感じるか、と考えればちょっとはイメージが付きやすいかもしれません。
もし40人のクラスだとしたら、だいたい6位以内の成績を取ることと、宅建に合格するのは同じくらいの難易度です。
もちろん中学生とは勉強内容が違うので、中学レベルの知識があればいいと言うわけではなくて、
“集団の中で、15%以内の成績を収める力があるかどうか”
というのが大事なところです。
宅建の受験生集団の中には、本気で勉強している人もいれば、大した努力もしないでただ受けるだけの人もいっぱいいます。
そういう意味では、中学生の頃と似たようなものがあるので一例として挙げてみました。
例えばあなたが学生の頃いつも勉強を頑張っていて、クラスではいつも上位の成績を取っていたと言うのであれば、宅建の合格は大して難しく感じないと思います。
ですが、いつも平均以下で、あまり勉強に対して取り組んでこなかったというのであれば、宅建に合格するにはそれなりの努力が必要です。
それから、“どういう勉強方法で勉強するのか?”っていうのもかなり重要で、勉強のやり方を間違えるとそれが原因で一気に宅建が「ハードモード」になったりします(笑)
詳しくはこちらの記事で書いています。
初心者が絶対にやってはいけない勉強法とは?出るとこだけ勉強には要注意!
余談ですが、僕の経験から主観的な意見を述べさせていただくと、
「宅建は難しかった」
です。
(ちなみに、中学生時代の成績は上位20%くらいでした・笑)
世間一般として「宅建は普通」という風潮が流れているので、僕としては気持ち的に「油断」が出て、それと実際とのギャップで「難しい」と感じたのですが、
そして、僕以外の多くの人も油断している人は結構多いと思います。
“「宅建は普通だから」と思っていると、足元をすくわれます。”
ですので、一般的には宅建は「普通」とは言われているけど、難しいと“思って”受験に臨むべきだと思います。
普通だからと油断すると、ホントに足元をすくわれかねません。
(実際にすくわれそうになった僕の経験談です・笑)
→短期合格の秘訣はテキスト選びから!
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